2020/11/20 09:40


上の写真を撮ったのは、去年2019年の9月。
ボクがデザインした真っ白い箸置き試作品が、7月に佐賀の肥前吉田焼き辻さんの窯元から届いた。
それを元に、厚みを変えたりちょっと直して、完成したのが8月に届いた。
しばらくして、それらに仕事場で彩色して焼き付けることを思いついた。
これらはその頃作ってみたもの。
顔は白のままでいいか、肌色に塗るか、メガネのフチやツルをどうするか、
塗り潰したり、塗り重ねたり、いろいろな色の焼いた後の発色なんかを
試してみている。
今見ると顔の白いのはバカ殿みたいだ。

まだ、ネット販売することなど、夢にも考えていなくて、ライヴを見にきてくれた人に
ありがとうのお土産の意味で、安く売ろうかなとか思っていた。
しかし、今見ると素朴で(ヘタで)懐かしく、いじらしい箸置き。

ここから始まって、少しづつ続けるうち、面白くなってきた。
そのあと、いろいろあって、今に至る。そのことはまた明日以降に。